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OUR STORY

 

 

宮城県女川町にある復興商店街のひとつ、『きぼうのかね商店街』内に

2013年5月17日にカフェごはん「cebolla(セボラ)」をオープンいたしました。

 

2011年3月11日の東日本大震災により、私の生まれ育った女川町は建物の8割が壊滅、死者・行方不明者は約1000名(人口の1割)という甚大な被害に見舞われました。

 

たくさんの方のお力添いにより少しずつ復興は進んでいるものの、これまで大切にしてきた家・家族・地域のコミュニティを多くの人が失い震災から離れてゆったりと一息つける場所・また遠方から観光に来てくださった方がお食事をする場所が少ないという現状をずっと近くで見てきました。

 

やがて長年料理教室等を行っていた自分のキャリアを活かして食の面から町の復興に貢献をしたいと思い、この度お店のオープンを決意しました。

ここまで至ることが出来たのも、ご協力をしてくださった女川町、そして応援をしてくださったみなさまのお蔭でございます。

 

店名の「cebolla(セボラ)」とは、スペイン語で玉ねぎの意味です。玉ねぎはどんな料理にも合い、調理するほど甘くなります。そんな風にみなさまに愛されるお店になるようシェフの息子が名付けてくれました。

 

家族の力を借りて全て手作りで作られた空間と、

目でも楽しめるこだわりのお料理で、来てくださった方が日常から少し離れてホッとでき、美味しい料理を食べて少しでも喜んでいただけること。

それがセボラのコンセプトです。

 

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*町民の方へ*

「町民のダイニング」になりたいと考えています。ゆったりとお食事や会話の出来る場・食事を作ることが困難なご高齢の方もお食事を楽しめる場・日常の生活から少し離れて心がホッとできる場所をご提供したいです。

 

事前にご注文をいただければ、お弁当・パーティープランなどもご希望に合わせてご用意させていただきます。

 

*町外の方へ*

町外からいらした方々にも女川の食を楽しんでいただきたいです。女川の特産品である季節の魚・震災後に生まれた新たな名産品「女川カレー」・女川で育った人は一度は食べたことのある「ピーナッツクリームパン」を使用した料理もご提供しております。

 

*イベント*

東京や仙台で腕を振舞っている女川出身のシェフによる本格

料理の提供・アコースティックライブ・料理教室等・・

多くの方々とのご縁から様々なイベントが生まれております。町民の方はもちろん、町外の方とも一緒に皆様の心を人豊かにしていきたいです。

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